9月初めのキャンパス
9月になっても、暑い日が続きますね。
30度の日が涼しく感じる身体の適応力をほめていいのか、迷います。
心理学では「馴化」なんていうのかしら。
決して「順応」とは違うので、身体はストレスを抱えているんでしょうね。
8日の月曜日の正門には「危険」の文字が。
この日は、心理学科の集中講義「福祉心理学」の最終日でした。
この日の気温は34度でした。
教室は冷房がきいていますが、登下校、大変だったろうな。
9月10日、11日は大学院の入試でした。
心理・コミュニケーション科学分野は一日で試験を終えますが、
臨床心理学分野は二日にわたって試験をしています。
11日の口述試験が終わり、教員は4号館で合否の審議をしていました。
いつも合否の審議は悩みます。
この日も思いのほか時間がかかりましたが、
ふと窓をみると真っ暗。
そして、突然、稲光が。
続いて、大きな雷がとどろきました。
バケツをひっくりかえしたどころではない雨です。
後で知りましたが、東京中大変な状態だったようです。
さて、審議が終わり、結果を1号館に持参するのですが、
ものすごい雨に、建物を出る勇気がひるみます。
東京女子大学にはいくつもの校舎、建物がありますが、
それらのほとんどは、アーケードなどでつながっています。
ひるんだものの、東女出身の先生が、「大丈夫です」と
ずんずんと別の建物にすすむ後について
無事に合否の結果を入学課に提出できました。
合否の結果は受験生からしたら0か100,白か黒かもしれません。
でも、自分の評価も自分の将来も、この試験の結果によって、単純に2分類できるものではありません。
どんな結果も生かすことができます。
結果を生かせる自分に価値を見いだしてください。
(心理学科:教員 ま)