万博
先日、大学院の指導教員の先生のご還暦祝いに、関西に行ってきました。
先生の研究室出身者・現役の院生さん達が集まり、旧交を温めてきました。
博士課程修了後に学術界に残っている方々はもちろん、修士課程を出てすぐに一般企業に就職された修了生の方々も沢山いらしていました。私の指導教員の先生は、喧嘩別れして出て行ったという院生の話を少しも聞いたことがありません。先生の人望の厚さがありありとわかる顔ぶれでした。
その後、万博に少し顔を出してきました。
世界最大級のアンモライトの化石です。視知覚に関する授業で使おうと思っています。
IPS細胞を用いて作られた、動くミニ心臓です。心臓の形をしたコラーゲンの膜にiPS細胞から作った心臓の筋肉の細胞をしみ込ませて作ったものだそうです。既に実用化もされている、未来の医療技術だそうです。
最後に、以下は東京女子大学の9号館の入り口扉にとまっていた「オオミズアオ」という生き物です。
「幸運をもたらす」とされている、絶滅危惧種だそうです。Google先生によると、羽化すると食事を一切しないらしく(←これは蚕の成虫も同様です)、一週間ほどでこの美しいエメラルドグリーンの姿が見られなくなるそうです。その稀少性から、幸運をもたらすとされているそうです。
東京女子大学は、そんな自然に溢れた大学でもあります。裏の林では、キツツキや、オオルリや、綺麗なヒタキ類や、エナガの幼鳥の集まり(通称エナガ団子)も見られます。オオタカの幼鳥も見られます。